沖縄県のオリオンビールは2023年3月9日(木)、沖縄県糸満市が公募した「糸満市観光農園施設」内の酒造施設の運営事業者に決まったことを発表しました。
オリオンビールは、糸満市観光農園の酒造施設を活用し、糸満市のパッションフルーツやマンゴーなど地域の果実を活用したフルーツワインの開発を進め、新たな製品ラインアップを充実させる計画です。同社によるワイン製造は初めて。
同社は既に他の工場でフルーツワイン開発に着手。今年4月施設に入居後、開発を早急ぎ、2024年内に新製品を販売する予定。
糸満市観光農園は熱帯果樹園運営やアセロラ農園、パークゴルフなどがある観光施設。酒造施設の敷地面積は約1,149平方メートル、建物は994平方メートル。
オリオンビールは、「糸満の果実の農作や出荷促進に貢献したい。現在、施設見学受け入れの予定は無いが、今後、観光客の受け入れについても検討したい」と話します。