ホテルグリーンパーク津(三重県津市)では、2025年4月27日(日)、未利用魚の活用と食育、地酒などを楽しむ食イベント「三重の海からのうまいもん探し」を開催する。マルゴ水産および日本食研との共催で、地域資源の有効活用を図る。(写真:釣りでも外道とされる「アイゴ」)

未利用魚とは、味は良いにもかかわらず、サイズのふぞろいや知名度の低さ、調理の難しさなどの理由から、一般市場に出回らない魚を指す。三重県沿岸では、背びれに毒針を持つ「アイゴ」がその代表例で、しばしば「食害魚」として扱われる。釣り人が集うSNSでは、アイゴのおいしい食べ方について議論が盛り上がることも多い。
イベント当日は、アイゴを使った竜田揚げや煮付、みぞれ煮などの料理に加え、和洋軽食や三重の地酒・クラフトビール・ソフトドリンクのフリードリンクなどがビュッフェ形式で提供。ホテル調理長が家庭で再現可能なレシピや調理のコツを紹介する。
参加料金は大人6,500円、子ども2,000円、未就学児は無料。開催時間は16:00~20:30(ラストオーダー20:00)。イベント参加は予約制で、申し込みはホテルグリーンパーク津(TEL: 059-213-2121)まで。ホテルは近鉄「JR津駅」東口直結に位置。

今回のイベントは、ホテルグリーンパーク津の地域コミュニティー支援活動の一環として実施される。ホテルは、「アイゴをおいしく調理する方法を紹介し、参加者に新たな食の価値を伝えたい」としている。