横須賀市など実行委員会は3月6日(日)までの金土日曜の夜、東京湾の無人島、猿島(横須賀市)を会場にアートイベント「Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島2021」を開催しています。なお、名称に付く2021は、昨年秋の開催を予定していたことから。
イベントのテーマは「音」。アーティストやブックディレクターなど13組の作品を展示。作品を通じて猿島の記憶や音を表現。
開場時間は16:50~21:00。三笠桟橋発16:50/17:35/18:15のフェリーに乗船して猿島に上陸。アート見学後、指定のフェリーで三笠桟橋に帰着。普段、入島できない時間帯に開催します。
チケットは公式サイト限定販売。料金は、大人3,500円・小中学生1,500円。市民の大人2,500円・小中学生1,000円。小学生未満および障害者手帳保有者の付添人1名無料(要事前予約)。なお、イベントは文化庁補助事業の支援を受けて実施されるもの。
プロデュ―サーの齋藤氏(アブストラクトエンジン)は、「自然島 猿島 だからこそ、知らずのうちに人工的に作ってしまった感覚、テクノロジーや時間の概念を取り払い、猿島やそこにある自然の文脈を、そしてその文脈を感じるために自分自身と向き合うような作品や体験を通して、我々が失ってしまった感覚をもう一度取り戻す試み。これまでの生活が一変した今、もう一度自分と自分の感覚を、猿島で対峙させてほしいと。」と説明。
横須賀市担当者は、「現在、ルートミュージアムと題し市内の史跡をめぐる観光を推進している。猿島のイベントもそのひとつ。今後も市の資源とアートを組み合わせ観光に活用してゆきたい。」と言います。