福島県は今日、福島県浜通りの川内村で2022年10月、古民家カフェ「cafe&gallery秋風舎」をオープンしたオーナー「志賀風夏」さんの活動を、県公式YouTubeチャンネルで公開しました(記事内)。
動画のタイトルは「古民家カフェはじめました~川内村で生きる若きオーナーの挑戦~」。志賀さんは1994年、川内村生まれ。東日本大震災後、村を離れ、2017年に帰村。若い人が集まれる場の必要性を感じ、カフェづくりへ。自宅だった古民家を改装して、2022年10月にプレオープン。地元の職人技術や両親が残した家具などを活かした空間に。
最初に来店者で志賀さんが生まれた時から知っている村人は、村の食材を使ったカレーを食べて、「毎日でも来たい」と話します。志賀さんは「人が集まり新しいことが始まる。村の人と外から来た人と会話が生まれる場所にしたい」と言います。カフェは冬季休業明けの春、グランドオープンの予定。
カフェは現在冬季休業中。春のオープン情報は公式インスタグラムで確認。現地アクセスは常磐道「常磐富岡IC」または磐越道「小野IC」からそれぞれ約40分。
川内村は福島県の浜通りに位置。2011年「東電福島原発事故」の影響で全村避難後、2016年6月村全域で避難解除。現在村民は2,300人ほど(2009年3,100人)。
観光スポットは「いわなの郷」が人気。村を流れる楢生川を生かした敷地に釣り堀や食事処、BBQ。コテージとキャンプで宿泊可能。近くには温泉施設「かわうちの湯」も。地図はカフェの位置。