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北海道・知床岬クルーズが運航再開|安全運航と事故風化防止に協議会が強い決意

 北海道斜里町の知床小型観光船協議会が2023年6月1日(水)から、海上から世界遺産 知床半島の名所をめぐる「知床岬クルーズ」の運航を再開しました。

知床岬クルーズ

 今年初の知床岬クルーズは、知床岬付近で折り返す、往復約3時間の長距離コース。協議会のゴジラ岩観光の小型船「カムイワッカ88」が定員28名を乗せて、今日9時頃、斜里町「ウトロ漁港」を出航しました。

 

 同クルーズは昨年4月の観光船沈没事故後、知床小型船観光協議会は「知床岬クルーズ」の運航を見合わせていましたが、海の状況が落ちつく時期とになり、運航が開始されました。

 

 知床小型観光船協議会は、ゴジラ岩観光、知床クルーザー観光船ドルフィン、知床世界遺産クルーズFOX号、道東観光開発の4社による組織です。事故を起こした知床遊覧船は廃業しています。協議会事務局は、「痛ましい事故を風化させることなく、強い決意をもって、日々の安全運航に努める所存」と伝えています。

 

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