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地元中学生が日本三景・天橋立の清掃で美しい景観を守る

 2023年6月21日(水)午前中、京都府宮津市の日本三景・天橋立で、地元の宮津中学校の生徒たちが美しい景観を次世代に引き継ぐため、清掃活動に取り組みました。(写真はイメージ)

日本三景・天橋立

 清掃活動は、平成21年から毎年夏の観光シーズン前に行うもので、今年は1年生と3年生の生徒合わせて約150人が参加。午前中に約1時間かけて、天橋立の景観をつくる青松の地面に落ちた葉やゴミを50袋分集めました。松葉は肥料として利用するためフ分別され、京都府が引き取り、農園や牧場で利用される予定です。

 

 清掃活動は、天橋立のすばらしい景観を守り、地元の誇りを守るために行われています。清掃を終えた生徒の一人は、「自分たちの地域を守るのと、海水浴に来る観光客がきれいな天橋立に感動して、また来たいと思って欲しい」という感想を話しました。教頭は、「地域の一員として生徒が自らの手で清掃することできれいな景観を守り、郷土愛を深める機会になる」と言います。

 

 なお、同じ時間、中学2年生の生徒たちは、宮津小学校の3年生の児童を連れて、宮津市街地の清掃活動を行いました。

 

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