駿河湾の由比漁港では、11月1日に「桜えび」の秋漁が解禁され、12月25日(月)まで漁が行われます。漁の期間は、由比漁港の漁協直営「浜のかきあげや」や、静岡市内の飲食店などで、とれたての桜えびメニューが提供されています。
桜えびは、世界中でも駿河湾と台湾でしか取れない希少な資源で、生で食べられるのは駿河湾産のみです。由比漁港の「浜のかきあげや」では、秋漁の期間中、水揚げされた生の桜えびをとれたての状態で提供されています。おすすめの「生桜えび丼」「かき揚げ丼」はいずれも価格は1000円です。この他、「かき揚げそば・うどん」なども販売されています。
営業時間は金土日祝日の10:00~14:00(正午頃終了時も)で、7:00から番号札配布、9:50から順番に並びます。なお、漁港内には直売所は8:00に開店しています。
駿河湾の桜えび漁は深夜に漁港を出港して朝に戻ってきます。桜えびは夜になると、深海から海面近くまで上がってくるところを網で取ります。駿河湾では由比漁港と大井川漁港にのみ水揚げされています。
由比漁業協同組合のお姉さんは「希少な生桜えびはお薦めだけれど、かき揚げは超お薦め。かき揚げの8・9割は桜えびでぎっしり」とPRします。