三重県の伊勢湾フェリーは2024年4月4日(木)に創立60周年を迎え、4月から記念品プレゼントや運賃無料Day、還暦割引などの記念キャンペーンなどを実施します。
創立60周年を記念して、4月4日は全便で「旅客運賃無料Day」となります。徒歩乗船者および車両同乗者は乗船無料(通常1,800円)となり、さらに船内有料席(通常400円)も無料開放されます。車両運賃および特殊手荷物運賃は別途料金が必要。定員は鳥羽丸が490名、伊勢丸・知多丸が500名。
また、60周年にちなみ、4月5日~26日の間、満60歳の乗客は運賃が60%割引(720円)になる「還暦割」を提供。さらに、4月1日からは、先着6,000台の車両乗船者にオリジナルボックスティッシュをプレゼント。また、記念ステッカー(300円)、先着300袋限定のアイシングクラッカー(540円)の販売や、歴代船のマグネットガチャ(1回300円)では非売品グッズが当たるチャンスも。
伊勢湾フェリーは、名古屋鉄道と近畿日本鉄道が1964年に設立。現在、加藤汽船グループ(神戸市)に属し、鳥羽〜伊良湖間の約60分の航路を運航。フェリーは1日に8~9往復し、観光客や住民の重要な交通手段になっています。2000年代、経営の問題から複数の航路が閉鎖される中、現在の航路も国へ廃止届が出されましたが、現経営陣と地元自治体による全株式買収によって航路が維持されました。