奈良市は8月の市長会見で、2020年1月から12月までの「奈良市観光入込客数調査報告」を発表しました。
2020年度の奈良市の観光客数は前年比58.4%減の724.2万人。内訳は、宿泊客数86.7万人(前年比50.1%減)、外国人観光客数28.9万人(前年比91.3%減)、修学旅行生徒数は前年比78.9%減の17.4万人。
一般観光客数677.9万人(前年比-48.9%)の内、日帰り客数599.5万人(前年比-50.3%)、宿泊客数78.4万人(前年比34.7%減)。修学旅行生徒数17.4万人(前年比-78.9%)の内、日帰り客数13.5万人(前年比-81.5%)、宿泊客数9万人(前年比-58.5%)でした。
外国人観光客数28.9万人(前年比-91.3%)は、日帰り24.5万人(前年比-91.5%)・宿泊4.4万人(前年比-90.1%)で外国人観光客数が全体の約4.0%。
観光客数激減で観光消費額は前年比640.8億円減少し、推計506.4億円。
調査データ
奈良市観光課担当者は、「昨年は数字の通り厳しい。宿泊事業者にヒアリングをしているが昨年同様の状況。今はどこも難しいが、全国的に落ち着いたらぜひ奈良旅行へ。」と伝えています。
コロナ禍の観光状況を数字で公開する広報活動は重要。それを目にした人は、afterコロナ、奈良を旅行しようと思う人たちも出てくる。(編集部)。