石川県輪島市では、既存の観光情報プラットフォーム「わじま観光デジタルマップ」を再活用し、営業を再開した飲食店や土産物店などを3月中旬より順次公開しています。2024年5月15日時点で50店舗が掲載されています。(写真:デジタルマップPCサイト)
「わじま観光デジタルマップ」は昨年3月に公開され、輪島市内の観光スポットなど500カ所の情報を掲載していましたが、能登半島地震の後、観光スポットが一時的に非表示となっていました。
その後、市は現地入りする支援関係者や市民からの「食事ができるお店を知りたい」というニーズに応えるため、3月中旬から営業を再開した飲食店とお土産店の計2店舗の情報の掲載からスタートしました。その後、随時、掲載店舗が更新され、5月15日現在、飲食店は36件、お土産店は23件(各重複含む)が掲載されています。飲食店とお土産店のほか、イベントや医療機関、フリースペース、緊急避難所の情報も掲載されています。
「わじま観光デジタルマップ」は、PCまたはスマートフォンで閲覧でき、能登半島の地図上の輪島エリアで各分野のアイコンをクリックすると写真で店舗の場所が表示され、それをクリックすると営業時間などの情報が確認できます。なお、5月19日には「大黒真希ミニコンサート」、18日・19日には「白米千枚田ボランティア田植え作業」が行われる予定です。
輪島市観光課の担当者は、「市で把握できていない営業再開店舗について、フォームからお知らせしてほしい」と話します。