よい旅ニュース通信  ~日本のすみずみを旅先に。~

menu
  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook

都庁プロジェクションマッピングでYOASOBIコラボ作品上映-パリ五輪開幕に合わせ電通案件か

 小池百合子東京都知事は2024年7月19日の定例会見で、都庁プロジェクションマッピングにおいて、26日のパリ五輪の開幕に合わせて人気音楽ユニット「YOASOBI」とコラボレーションした作品を上映すると発表しました。

人気音楽ユニットYOASABI

 会見で小池百合子都知事は、東京の魅力向上における都庁プロジェクションマッピングの功績を強調し、YOASOBIとのコラボ企画を告知。その理由として、パリ五輪の放送(NHK)でYOASOBIの楽曲が使用されるためと説明しました。YOASABIの楽曲は「舞台に立って」で、この他にも国際大会で高い評価を受けた海外クリエイターの3作品が上映される予定。YOASOBIは、2019年にソニーミュージックエンタテインメントの小説を音楽にするプロジェクトでデビュー後、音楽とアニメの融合、SNS戦略で国内外で人気を博しています。

 

 都庁プロジェクションマッピング事業は今年2月にスタート。2年間で48億円の予算がかけられることから、さまざまな議論が巻き起こっています。小池百合子都知事は「来場者は計27万人を超えた。何もなかった都民広場が観光スポットになっている」と述べ、プロジェクションマッピングの効果を強調しました。

 

 よい旅ニュース通信は今年3月、都庁プロジェクションマッピング事業について、都庁への取材を通じて、東京五輪疑惑で指名停止中の広告大手「電通」のグループ会社「電通ライブ」が受託していたことを報じました。

 

 電通は今年1月、日本マクドナルドのPR企画でYOASOBIの楽曲を活用したミュージックビデオを手掛け、7月10日から秋までYOASOBIが全面協力するアートイベントをプロデュース。この中で、都庁プロジェクションマッピングでのコラボ企画が発表されました。

 

関連記事