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伊勢湾フェリー、蒲郡~鳥羽航路が3日間限定復活-三河湾を通る2時間10分

 伊勢湾フェリーは2024年10月12日(土)~14日(月・祝) の間、かつて運航していた蒲郡(愛知県蒲郡市)~鳥羽(三重県鳥羽市)航路を3日間限定で復活運航します。

伊勢湾フェリー

 今回の特別運航は、通常の伊良湖港(愛知県田原市)~鳥羽港間を超え、渥美半島の内湾・三河湾を通り、蒲郡港から鳥羽港へ向かいます。運航は1日3便で、蒲郡発は9:00、13:40、18:30、鳥羽発は11:20、16:10で、片道の所要時間は約2時間10分。

 

 乗船券は、前売りが大人3000円、小人1500円、当日券は大人3600円、小人1800円、未就学児は大人1名につき1名無料で、各便500名限定。前売り券は9月上旬に公開予定の特別サイトで販売、当日券は各乗り場で販売されます。

 

 特別航路の蒲郡港~鳥羽港間は1962年~1982年に運航されていました。今回、伊勢湾フェリー60周年および蒲郡と鳥羽の市政70周年を記念として復活運航が実施されます。蒲郡市は「不定航路として特別運航の頻度が増えることで、旅客船のある港の姿をPRしてゆきたい」と話します。

伊勢湾フェリー特別航路「蒲郡港-鳥羽港」

 

 伊勢湾フェリーは、1964年に名古屋鉄道と近畿日本鉄道が共同で設立。現在は加藤汽船グループ神戸市)に属し、伊良湖~鳥羽間の定期航路を運航。2000年代には経営問題により複数の航路が閉鎖される中、現経営陣と地元自治体が株式を買収し、現航路が維持されました。

 

関連サイト

伊勢湾フェリー

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