ANAは本日、2024年12月25日(水)より、羽田=能登線の運航を現在の1日1往復から2往復に増便すると発表しました。(写真:能登空港)
ANAの決定により、2024年1月1日に発生した能登半島地震以降、運休が続いていた午後便が約1年ぶりに再開されることで、東京から能登へのアクセスの利便性が大幅に向上します。
再開される午後便は、12月25日から2025年2月28日までは、羽田発が14時、能登発が15時40分。3月1日から29日までは、羽田発が15時5分、能登発が16時45分。フライト時間は約1時間。いずれも地震発生前のダイヤよりもやや早い運航時間で、4月1日以降の時刻は1月下旬頃に夏ダイヤとして発表される見込みです。
ANAの井上社長は、「2往復化した便を活用いただき、復旧・復興に少しでもお役に立てれば幸いです」と述べています。
今回の増便により、これまで東京から能登へのアクセスのボトルネックとなっていた問題が解消され、週末を利用した支援活動や観光の促進が期待されます。
なお、ANAは能登地域の住民や被災者、その家族、復旧支援者などを対象に、ANA VALUE運賃が適用される「能登復旧支援割」を提供しています。この割引運賃は、搭乗前日まで購入可能で、能登-東京(羽田)間の片道運賃が10,000円から設定されています。