長野県立科町は2024年11月21日、同町の地域おこし協力隊員である40代男性が飲酒運転により自損事故を起こしたことを公表しました。
男性は立科町と雇用契約を結び、観光協会に勤務しています。19日深夜、車を運転中に道路脇の側溝に車両を落とす事故を起こしました。警察の調査により、男性が飲酒状態であったことが判明し、現在は自宅待機となっています。
地元の長野放送は、男性が「職場の懇親会で酒を飲んだ後に運転した」と話していると報じ、懇親会から車で帰宅したとの印象を与えています。一方、よい旅ニュース通信編集部が立科町商工観光課に確認したところ、「お酒を飲まない同僚の車で男性の自宅近くまで送った」との説明がありました。
立科町は、「飲酒運転の根絶に町職員が率先して取り組むべきところ、このような事態を招いたことは誠に遺憾であり、町民の皆様に深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表し、現在処分を検討中であり、厳正に対処する意向を示しました。
地域おこし協力隊は、総務省が推進するプログラムで、都市部から地方へ移住し、地域の活性化や定住促進を目的として活動する制度。隊員の雇用費用は国の予算が利用されています。