2024年11月27日午後、宮城県東松島市に「道の駅 東松島」が新たにオープンしました。施設は、地元の航空自衛隊 松島基地のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」をテーマに運営されます。

地元中学生300人のアンケートで名称が決められた「道の駅 東松島」は、三陸自動車道上り線の矢本(やもと)パーキングエリアに隣接し、高速道路からも一般道からもアクセス可能で、周辺の観光地を巡る拠点として便利です。
施設の内装はブルーインパルスの格納庫をイメージしたデザインが特徴で、物販、軽食、飲食、観光案内、展望デッキなどのエリアに分かれています。また、夜間の運転者に便利な24時間コンビニエンスストアも併設されています。
2階の展望デッキでは、東松島市の景色と航空自衛隊 松島基地を臨みます。時間によっては、基地から飛び立つブルーインパルスの訓練飛行を間近に見学が可能です。また、観光エリアにはブルーインパルスの飛行VR(仮想現実)体験が設置されていたり、常駐している観光コンシェルジュからおすすめ情報を聞けたりします。
1階の物販エリアでは、東松島名産のちじみほうれん草などの野菜や、海苔などの海産物、ブルーインパルスグッズなど約1,200点の商品が販売されています。
施設オープンの朝、地元テレビ局のインタビューに対し、小山駅長は「多く足を止めていただいて、多くの品物を買っていただきたい」と語りました。
営業時間は、物販店は9:00~19:00、コンビニは24時間営業。飲食店は1階の軽食エリアが9:00~17:00、2階レストランが11:00~19:00。観光エリア・VR体験コーナーは9:00~17:00。
宮城県中部の仙台湾沿いに位置する東松島市は、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、13年を経て新たな地域復興の象徴が誕生しました。