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常滑・榎戸港で夏の風物詩「船タコ釣り」体験-漁協主催の合法区域の船釣り 残り2期間

常滑「タコ釣り」体験の船上
常滑が位置する知多半島沿岸は古くからタコ漁が盛ん。

 愛知県常滑市・榎戸港を拠点に夏限定で実施される「船タコ釣り」体験が、2025年も終盤を迎えている。今夏残りの開催は、7月19日(土)〜8月1日(金)と8月2日(土)〜8月12日(火・最終日)の2期間。主催は地元の鬼崎漁業協同組合で、例年予約が殺到する人気プログラムだ。

 伊勢湾沿岸で、タコは「共同漁業権」の対象魚で、無許可の採捕は漁業法違反にあたる。この体験は、鬼崎漁協が正式に管理する漁場内で実施されるもので、一般の遊漁船では立ち入れない区域。参加者は漁協の監督のもと、安心・安全にタコ釣りを楽しめる。

 

 参加費は大人8,000円、小学生5,000円。残り2回の開催と予約受付はつぎの通りで、いずれも鬼崎漁協(080-6913-1863)への電話予約のみ。

 

  1. 7月19日(土)〜8月1日(金)分の予約が7月14日(月)9:00〜
  2. 8月2日(土)〜8月12日(火)分の予約が7月28日(月)9:00〜

 

 釣行当日は朝5時30分に榎戸港(鬼崎漁協車庫前)に集合。早朝6時に出港し、10時頃に帰港する。釣り具一式はレンタル(1,000円)が用意され、初心者や家族連れでも手ぶらで参加可能。船にはトイレがなく、氷とライフジャケットは無料で提供される。

 

 地元観光協会は、「漁協主催だからこそ体験できる、特別な海域でのタコ釣り。貴重な夏の体験です」と予約を呼びかけている。

 

 常滑市は愛知県・知多半島の付け根に位置しており、半島沿岸は古くからタコ漁が盛んな地域として知られる。中でも半島先端の沖合に浮かぶ日間賀島(ひまかじま)は「タコの聖地」として全国的にも有名だ