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大阪・堺「大仙公園」でバルーン 10月4日運行開始―全長486m「仁徳天皇陵古墳」を上空から一望

全長486メートルを誇る世界遺産・仁徳天皇陵古墳(写真提供:堺市)

大阪府堺市「大仙公園」で2025年10月4日(土)から、「おおさか堺バルーン」の係留飛行が始まる。最高約100メートルまで上昇し、世界最大級の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」をはじめ、世界遺産「百舌鳥古墳群」を眼下に一望できる。

 バルーンは直径約23mで、定員約30人のゴンドラを備え、地上に係留された状態で昇降する。熱気球と異なり、引火や炎上の心配がないヘリウムガスを使用するため安全性が高く、子どもや高齢者、車いす利用者も搭乗可能。

 

 運行は10:00~17:45(10/4~10のみ13:00~18:00)の間に約15分おきで、飛行時間は事前のガイダンスを含めて約20分。運営は年中無休(天候により中止の場合あり)で、大阪市のアドバンス株式会社が担当する。

 

 搭乗料金(当日)は大人4,200円、こども3,000円。WEB事前予約は各200円割り引きとなり、市民と障がい者(当日券)には割引料金が適用される。予約受付は10月1日(水)から特設サイトで始まる。

 

 会場はJR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩圏内の大仙公園内特設会場。眼下には古墳群を囲む緑と街並みが広がり、遠くには大阪湾やあべのハルカスまで望める。

 

 従来、全長486メートルを誇る仁徳天皇陵古墳を含む上百舌鳥古墳群(計44基)を俯瞰できるのは古墳から約1.5km離れた堺市役所21階の展望ロビーに限られ、形がは見えにくかった。市は「世界遺産の百舌鳥古墳群を新たな角度から楽しんでほしい」とPRしている。