近江鉄道で2月11日「地酒電車」運行―甲賀9蔵元の地酒飲み比べと2蔵見学

滋賀県の地方鉄道・近江鉄道を舞台に甲賀市の地酒を楽しむ特別企画「地酒電車 甲賀市版」が2026年2月11日(水)に1日限定で運行される。近江トラベルが主催し、甲賀市内9つの酒蔵が参加。列車内で地酒飲み放題と酒蔵見学を組み合わせた体験型ツアーとなる。
当日は朝10時にJR「貴生川駅」集合し、バスで「美冨久酒造」と「藤本酒造」を見学。その後、13:56発の「地酒電車」に乗車し、貴生川駅―日野駅間を往復しながら、9蔵の酒と車窓風景を味わう。列車は15:44に貴生川駅に戻り、解散となる。
参加する蔵元は、美冨久酒造、笑四季酒造、藤本酒造、西田酒造、滋賀酒造、安井酒造場、田中酒造、望月酒造、瀬古酒造の9蔵。甲賀ならではの個性豊かな酒が一堂に会する。
料金は7,500円で、地酒の飲み放題に加え、お弁当と地酒(720ml)1本の土産が付く。定員は大人70人で、添乗員が同行。申込みは専用WEB限定でクレジット決済。
甲賀市は、古くから東海道の宿場町として栄えた歴史を持つ。滋賀県内に33ある蔵元のうち、9蔵が甲賀に集積しており、県内でも有数の地酒の産地として知られている。昨今、蔵元が若手の代替りが進む中、新ブランド開発や海外展開に取り組むなど勢いがある。