岐阜県飛騨市が展開する関係人口を創出する仕組み「ヒダスケ!-飛騨市の関係案内所-」が10月20日(水)、日本デザイン振興会が評価・顕彰する「2021年度グッドデザイン賞」を獲得しました。
「ヒダスケ!」は、農林事業者ほか飛騨市民の困りごとを、市内外の人がお手伝いする交流プロジェクト。お手伝いをした人は、お返しとしてお礼の品や電子地域通貨「さるぼぼコイン」が受取れるという仕組み。
「ヒダスケ!」は2020年4月に始まり、これまで70以上のプログラムを実施。市内外から約700名が参加しています。現在、飛騨古川の冬の風物詩「瀬戸川の鯉の引越し2021」や、オンライン参加できる「種蔵に五右衛門風呂つくろうプロジェクト」などで参加者を募集しています。
グッドデザイン賞審査員は、「人口減少の課題解決に期待される関係人口拡大のヒントがある。同様の取り組みが他県でもはじまっている。」と評価しました。