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静岡県が富士山保全協力者に世界遺産10周年記念の「協力者証」発行|深刻化する観光公害対策に

 静岡県は、富士山の開山期間中の2023年9月10日(日)まで、富士山の環境保全などに活用される「富士山保全協力金」の納付者を対象に、「富士山保全協力者証」の発行しています。

富士山保全協力証

 このアイテムは、「FUJI HINOKI MADE」という富士ヒノキの木札ストラップが付いています。今年迎えた世界遺産10周年を祝う記念ロゴも入っていて、富士山の環境保全や安全対策に対する協力を象徴しています。

 

 静岡県は、富士山の開山期間中に五合目から先に立ち入る場合、1人当たり1000円の富士山保全協力金の納付を求めています。この協力金は、トイレの改修や外来植物の侵入防止対策、山道整備などに利用されています。富士山保全協力金の受付は、マイカー規制乗り換え駐車場や五合目登山口、ネットやコンビニでも納付が可能です。

 

 今年、富士山の世界遺産登録10周年を迎える中、入山者が激増し、特にご来光目当ての弾丸登山者などの怪我や急病、ごみ問題などのトラブルが深刻化しています。静岡県は、「協力金と協力者証を通じて、富士山の環境保全や登山者の安全対策を促進したい」と伝えています。

 

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