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2025年秋に北海道十勝に新たなウィスキー蒸留所、会員制サイトを先行スタート

 スコッチモルト販売(東京都板橋区)は、北海道十勝地域の幕別町に「十勝酒造株式会社」を創業し、2024年6月21日に会員制サイト「十勝ウイスキー倶楽部」をオープンしました。

北海道十勝に創業される十勝蒸留所

 十勝酒造は、道内で家具店を展開する長谷川産業と、東京都内でスーパーを経営する信濃屋食品の出資を受けて設立。2025年秋に「十勝蒸溜所」を創業し、ウイスキーの製造を開始する計画です。

 

 十勝蒸溜所では地元十勝産の材料を使用したウイスキー造りに取り組む計画。製造責任者には、スコットランドのウイスキー蒸溜所での経験を持つボブ・ストックウェル氏が就任。スコットランドの名機、フォーサイス社の蒸溜システムを導入し、年間16万リットルの蒸留原酒生産を計画し、十勝の気候を生かし、年間約800樽の熟成を行う予定です。

 

 製品展開はシェリー樽熟成の定番製品に加え、十勝産の大麦麦芽と十勝のワイナリーで使用した赤ワイン樽を用いる限定製品などもリリース。自社の既存販路や出資企業の店舗やECサイトを通じて販売されます。

 

 会員制サイト「十勝ウイスキー倶楽部」は、最新情報を受け取れる無料会員と商品の購入で加入ができる特別会員があります。さらに3年間の熟成を待たずに「熟成前の原酒」や「1年ごとの熟成サンプリング」が楽しめ、最終的に「3年熟成した会員限定ウイスキー」が届けられるサブスクリプションサービスが提供されます。

 

 昨今プレミアムウィスキー市場では需要に対する供給不足が生じています。長い熟成期間の必要性、価格高騰や投資目的の買い占めなどが、製品流通の過大となっています。

 

関連サイト

十勝蒸留所

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