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大阪万博前売り紙チケット、秋からコンビニ販売へ-電通はチケットのSNS広報業務受託

 大阪府の吉村知事(万博協会副会長)は2024年6月21日の囲み会見で、大阪万博の前売りチケットを全国のコンビニエンスストアで紙のチケットとして購入できるようにする意向を発表しました。その前日には、万博協会がチケット広報業務の最優秀提案者として「電通」を選んだことを発表しました。

大阪万博

 大坂万博の前売りチケットは2023年11月30日から公式Webサイトで電子チケットとして一般向けに販売されていました。万博協会は、今月19日時点でのチケット販売枚数が目標の1400万枚に対して約280万枚であり、そのほとんどが企業購入であると発表しました。

 

 吉村知事は囲み会見で、前売りチケットが一般に売れていない理由として、ネット購入の難しさを挙げました。「今後、パビリオンの内容が明らかになるにつれ、チケットを買いやすい仕組みが必要。コンビニで紙チケットを販売したい」と理由を説明しました。

 

 なお、前日の6月20日、万博協会は入場チケットの広報・プロモーション業務のプロポーザルの結果、電通が最優秀提案者になったことを発表しました。電通は今後、万博チケットの購入意欲を高める広報コンテンツを制作し、SNSを中心とした広報・プロモーションを推進することになります。なお、電通の提案内容がコンビニでの紙チケット販売を踏まえた企画であったのかは不明です。

 

電通関西支社

(写真中央:電通関西オフィス入居ビル)電通は東京五輪疑惑で万博事業への直接参加が停止されていましたが、今年2月10日に解除されました。その後5月に開会式業務を約10億円で受託。広報業務の金額は約11億円で、電通は万博事業に復帰後、既に約20億円の案件を獲得しました。

 

 大阪万博の前売り1日券は大人6000円、開幕後の当日1日券は7500円で販売されます。万博関係者によると、今後、大手コンビニエンスストアで10月中旬頃からのチケット販売に向けた準備が進められるとのことです。

 

関連サイト

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