富山県氷見市の氷見漁港では、2024年11月20日(水)に「ひみ寒ぶり宣言」が発表され、本格的な寒ブリ観光のシーズンもスタートしました。20日は723本のブリが水揚げされました。(写真提供:氷見市観光協会)
今シーズンの「ひみ寒ぶり宣言」は前年より約1か月早い宣言。氷見魚ブランド対策協議会がブリの大きさや数量、形状などを総合的に判断し、本格的な漁獲シーズンの開始を告知すると同時に、氷見ブリ観光シーズンの目安にもなります。
宣言の後、氷見漁港で水揚げされた7kg以上のブリは「ひみ寒ぶり」として認定され、販売証明書を同梱した専用の青箱に入れて出荷されます。その後、漁獲状況を見ながら「ひみ寒ぶり終了宣言」が出され、シーズン終了を迎えます。先シーズンは今年1月30日に終了宣言が出されています。
氷見市では、寒ブリシーズンに合わせて2024年12月1日(日)~2025年2月28日(金)、市内宿泊施設や飲食店で「ひみぶりフェア」が開催され、各店自慢のブリ料理が提供されます。
また、2024年11月25日(月)~2025年2月21日(金)、楽天トラベルでは氷見市内の宿泊施設で利用できる最大1万円割引の「氷見応援割クーポン」を発行するキャンペーンも実施されます。
先シーズンは2023年12月23日に「ひみ寒ぶり宣言」が出されて間もなく、能登半島地震が発生し、水揚げが減少したり、宿泊のキャンセルが相次いだりしました。
今回、先シーズンより1カ月早い「ひみ寒ぶり宣言」が出され、地元では復興を期待する声が高まっています。
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