福岡県筑前町では12月1日から、コロナ終息に願いを込めた高さ8mの巨大なわらかがし「鶏と卵」を、町内の安の里公園ふれあいファーム(筑前町松延60-7)に展示しています。展示期間は来年1月28日(金)まで。
巨大かがしは、町おこし活動をする筑前若者会が、わらに詳しい町のシニアのサポートも受けて、制作期間約2か月で完成させました。
鶏と卵をテーマにした理由は、筑前町は県内でも有数の採卵鶏を有しているという背景から、コロナ禍終息を願い、鳥の鶏が夜明けを告げる、という意味を込めています。
巨大かがしは、毎年11月に開催している筑前町のお祭り「ど~んとかがし祭」の季節の風物詩。これまで、シン・ゴジラ、宇宙戦艦ヤマト、ゴリラなどユニークな巨大かがしが話題になっています。
町役場担当者は、「祭りが中止でも、巨大かがしの展示を続けられて嬉しい。毎年見学に来てくれている人も、そうでない人も、作品を見に来て欲しい。大きさに驚くのはもちろん、口ばしと胸元の精巧なわら使いは必見。」と言います。