よい旅ニュース通信  ~日本のすみずみを旅先に。~

menu
  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook

久留米で初夏の風物詩 エツ漁が解禁|城島で料理の提供開始

2023年5月1日(月)から7月20日(木)まで、久留米市の沿岸で旬の味覚「エツ漁」が解禁されます。城島町近辺の飲食店では、今日からエツ料理の提供が始まりました。

久留米市城島町のエツ料理

 エツ漁は毎年5月1日から始まる初夏の筑後川での風物詩です。カタクチイワシ科に属するエツは、国内では有明海にのみ生息しています。5月になると産卵のため筑後川下流域にさかのぼってきます。
 エツは独特の食感と風味が楽しめ、漁が始まると観光客が新鮮なエツを求めて城島に訪れます。料理店では、天ぷら、煮付、洗いなどのほか、南蛮漬け、すり身団子、お吸い物など、さまざまなエツ料理が味わえます。

 

 城島のエツには、弘法大師が関わる言い伝えがあります。かつて、筑後川を渡れずに困っていた弘法大師を、川辺の貧しい漁師が対岸に渡して助けると、お礼に弘法大師が川面に葉を川に投げ込み、それがエツになったとされています。

 

久留米市 エツ漁解禁と感謝祭

 

 今日、弘法大師を祀る「エツ大師堂」で、恒例の「エツ漁解禁と感謝祭」が行われました。

 

関連記事