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関東運輸局がJR東日本に警告文書発出|大船駅の鉄道人身傷害事故の対応と安全確保を要求

 国土交通省 関東運輸局鉄道部は2023年8月7日(月)、5日夜の横浜市の東海道線 大船駅での人身傷害事故とその影響に関連し、JR東日本に警告文書を発出しました。(写真:関東運輸局/横浜市中区)

関東運輸局

 関東運輸局は、鉄道の安全・安定輸送の確保の重要性を強調し、事故の原因究明と再発防止策の徹底をJR東日本に要求しました。また、事故による乗客への対応についても検証し、必要な措置を講じるよう求め、文書で報告するよう伝えています。警告書は、関東運輸局の本江幸一鉄道部長から、JR東日本 安全統括管理者の渡利千春代表取締役副社長に送られました。

 

 5日21時24分頃、東海道線 大船駅構内で電車と電柱の衝突により起きた鉄道人身傷害事故では乗客3人が負傷し、東海道線、横須賀線、根岸線などで運転休止と乗客の降車誘導で約15万人の利用者が大きな影響を受けました。負傷者のほか、熱中症等で気分が悪くなる人が9人出ました。

 

 JR東日本は6日、けがをした乗客への謝罪と利用者へのお詫びを発表し、事故原因を調査中であると発表しています。なお、2018年から2022年の5年間、鉄道事故(運輸安全委員会調査)は、全国で66件発生し、最も多いのがJR東日本の11件、次にJR西日本の7件、JR四国の3件。

 

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