高知県須崎市の観光協会は2023年10月28日~12月23日までの毎週土曜日に、定期巡行船で土佐の宮島として知られる「鳴無神社」への参拝をガイド付きプログラムで初めて提供します。
プログラムは、横浪地区の船着場から定期巡行船で内ノ浦湾を渡って鳴無神社に参拝します。ガイドは船上及び神社で行います。参拝の後は、朝食や昼食、いかだ釣り体験のオプションプログラムの用意もあります。
スケジュールは8:00船着場を出発し、8:08から鳴無神社を参拝し、8:32に帰船。参拝時間は約15分。料金は1人2000円と乗船料金400円(往復)。料金に野菜や山菜、果物などのお土産が含まれます。オプションプログラムは1500円(朝食)~。最少催行人数は2名で、申込みは須崎市観光協会まで。
須崎市は高知県の中央に位置し、複雑に入り組んだ海岸線と穏やかな湾内の海が特徴です。定期巡航船は地元住民の交通手段で、浦ノ内湾内を1日3便運航しています。鳴無神社は西暦460年に建てられ、鳴無(おとなし)地区にあります。本堂の春日造りは国重要文化財で、縁結びの神様としても有名です。
観光協会は、「公共交通が不便だが、定期巡行船などを地元インフラを利用した懐かしい旅を提案したい」とPRしています。