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和倉温泉の命の源泉が復活 – 水道で次のステップへ

 能登半島地震の被害を受け、源泉からの温泉供給が止まっていた和倉温泉(石川県七尾市)ですが、2024年1月16日(火)午後、源泉からお湯が湧き出し始めました。(過去の写真:和倉温泉 湯元の広場)

和倉温泉 湯本の広場

 和倉温泉は約1200年の歴史を持つ古い温泉地で、毎年約80万人の旅行者が訪れる能登半島を代表する温泉地です。地震の影響で、和倉温泉観光協会に加盟する22の旅館で約2700人の予約がキャンセルされ、今も断水が続いています。

 現在、震災の影響でほとんどの旅館が休業状態にありますが、一部の旅館では復旧作業に携わる業者を宿泊客として受け入れています。関係者は、この源泉の復活を希望の兆しにつなげようとしています。

 

 源泉を管理する和倉温泉合資会社の小泉社長はテレビ局の取材に対し、「熱い温泉が出ているので大丈夫。水道が来れば、営業を再開できる旅館も増える」と話します。源泉を訪れた街づくりにも関わる住民は、「和倉にとって温泉は命。全力で復興する」と力を込めます。

 

関連サイト

和倉温泉観光協会

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