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神津島がNTT東日本、ANAグループ、テレ朝と星空観光プロジェクトを開始

 東京都神津島村は2024年4月11日(木)、NTT東日本、ANA X、ANA NEO、テレビ朝日と協力し、「サステナブル観光ループ・神津島モデル」と称するプロジェクトを立ち上げ、星空観光を中心に3つの新事業について発表を行いました。

神津島赤崎星空

 神津島は2020年に、国際ダークスカイ協会(米国)により星空保護区「ダークスカイ・アイランド」に認定されました。島はこの認定を生かし、観光促進に取り組んでいます。新しいプロジェクトは、民間企業と連携して、島の魅力を広く伝え、ファンを増やすことを目的としています。

 

 ANAグループは、既存プラットフォーム「ANA Pocket」(ANA X提供)および「ANA GranWhale」(ANA NEO提供)を通じて神津島専用のコンテンツを提供。「ANA Pocket」では、島の観光情報コーナーを設け、旅行者が観光スポットや飲食店を地図上で簡単に見つけられます。また、特定のスポットでマイルガチャに利用できるポイントが獲得できるチェックイン機能を提供します。

ANA Pocketイメージ写真
ANA Pocket

 

 「ANA GranWhale」では、ユーザーは神津島の秋と冬のベストスポットをバーチャルで体験した上で、気に入れば実際に旅行の予約が可能です。

ANA GranWhaleイメージ写真
ANA GranWhale

 

 テレビ朝日は、「星空ツナガルコミュニティ」を立ち上げ、星空愛好家や事業者が地元住民と交流できるイベントやデジタルコンテンツを提供。今後、参加者を募集する予定です。

 

 今回のプロジェクトは、神津島村と地域連携協定を結ぶNTT東日本が全体コーディネートを担当し、東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」の一環として進められます。この事業は、都から東京諸島の各市町村に5億円の支援が行われ、3年間での事業が実施されます。

 

4月11日、都内で事業発表会が開催されました。担当者からサービスの説明が行われた後、神津島村長、同観光協会理事長、NTT東日本副社長、ANA X副社長、ANANEO CEO、テレビ朝日取締役それぞれから挨拶がありました。

 

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