福島県・磐梯朝日国立公園内に位置する「諸橋近代美術館」で、2025年4月12日(土)~6月29日(日)に「ととのう展~ヘルスケアにつながる美術館~」が開催される。ストレスの軽減や心身のリフレッシュに注目し、アートと科学を融合させたユニークな企画。

【招待券ペア3組にプレセント】よい旅ニュース通信の読者3組6名に「ととのう展」招待券をプレゼント(提供:諸橋近代美術館)。応募は、問い合わせフォームの題名に「ととのう展応募」と記入の上、お名前・年齢・メールアドレス・電話番号・住所(※私書箱や勤務先は不可)をお知らせください。2025年3月31日〆切。応募はお1人様1回まで。当選の発表は発送をもって代えさせて頂きます。応募者はこれらに同意したものとみなされます。 |
展覧会は「美術館からはじめるヘルスケア」をテーマに構成されている。まず、「ととのう展:イントロダクション」では、「ととのう」とは何かを紹介し、鑑賞前に眼のストレッチや頭をやわらかくするクイズを体験。さらに、展示室内では目安歩数や消費カロリーを掲示するなど、美術館をヘルスケアの場として活用する試みが行われる。
次に「第1章」では、アート鑑賞が健康やウェルビーイングにもたらす影響に焦点を当てる。科学的な実証実験の方法やその結果を紹介。また、会期中に諸橋近代美術館と九州産業大学の共同研究「博物館浴」の実証実験を実施。来場者は、鑑賞前後の感情評価や血圧・脈拍測定を通じ、美術館が心身に与える影響を体験できる。
「第2章」では、19世紀以降の印象派画家たちの自然回帰にフォーカス。シスレーの《積み藁》などの作品を通じ、画家たちの「ととのった」瞬間を観客が追体験する。
「第3章」では、シュルレアリスムの巨匠 サルバドール・ダリが描いたダンテ「神曲」天国篇の挿絵版画を展示。ダリが表現した幻想的な天国世界から、究極の「ととのい」の状態を夢想する。
展示のフィナーレは「特別展示」。「マンガ サ道」の作者・タナカカツキ氏による原画展示と、本展のための描き下ろしオリジナル漫画を紹介。サウナ好きもアート好きも、日常に「潤い」を見いだす「ととのう」体験を共有できる場となっている。
展示作品例
開館時間は9:30~17:00(最終入館16:30)。
諸橋近代美術館は、福島県裏磐梯・五色沼入り口に位置し、1999年に開館。シュールレアリスムの巨匠サルバドール・ダリの作品を約340点所蔵し、アジア最大級のダリ・コレクションを誇る。
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