群馬県みなかみ町や観光協会などは5月21日(土)・22日(日)、関東を代表する奥利根地帯にある3大ダムの「点検大放流」イベントを開催します。
みなかみ町の3大ダムとは「矢木沢ダム」「奈良俣ダム」「藤原ダム」。毎年、洪水期前、放流設備の動作を確認するため「点検放流」を行い、それを見学するイベントを開催しています。当日は、ダム設備の見学ツアー開催や飲食屋台出店などもあります。一昨年と昨年は中止となり、今年3年ぶりに開催します。
3大ダムは貯水容量の大きな方から「八木沢ダム」「奈良俣ダム」「藤原ダム」。八木沢ダムは総貯水容量2億トンあり、大放流では放水量6万トンを2回放流します。各ダム管理は、「八木沢ダム」「奈良俣ダム」が水資源機構沼田総合管理所。「藤原ダム」が国土交通省利根川ダム統合管理事務所。
ダムへのアクセスは、各ダム駐車場からシャトルバス。駐車場の利用は事前に1日駐車券1,000円を購入。町内宿泊施設の利用者対象に矢木沢ダムパス(ファストパス1枚200円)を販売。優先運行するシャトルバスに乗車できます。
駐車券の購入方法は後日、公式HPで告知予定。駐車券が無いとダム見学入場はできません。ファストパス購入者に奈良俣ダム30周年記念カードフォルダと缶バッジをプレゼント。
開催日時
【5月21日(土)】
・藤原ダム:9:30~14:00(放流10:30~11:30・13:00~14:00)
・奈良俣ダム:12:00~16:30(放流15:00~16:00)
【5月22日(日)】
・矢木沢ダム:8 :00~17:00(放流10:30~11:30・14:30~15:30)
※各時間帯はその前後含むシャトルバス利用に合わせたもの
観光協会は、「八木沢ダム放流見学はレインコート必須。(ダムマニアが言うところの)ダム汁でずぶ濡れになるから。今冬は積雪量が多く、ダムに雪解け水が貯まっている。豪快な放水を目撃して欲しい。」と言います。