東京都は6月10日(金)正午以降、対象事業者が販売する都内の宿泊又は日帰り旅行などの旅行商品の購入を助成する「もっとTokyo」をトライアル的に実施します。利用期限は7月31日(日)まで。
旅行商品は6月10日正午以降、各事業者の準備状況により販売が開始されます。対象は「もっとTokyo」指定の旅行商品。各事業者に配分された予算に対する旅行商品が売切れたら販売終了。利用条件は、都民でワクチン3回接種又は検査で陰性である人。
助成金額は図の通り。1回の旅行で1人5連泊まで利用可能。旅行回数の制限はありません。平成16年4月2日以降生まれの「子供」は規定助成額に対し、1泊あたり1,000円上乗せの適用(日帰り旅行を含む)。
旅行区分 | 予約先 | 助成額(1人) | 助成対象額(旅行者支払額) |
宿泊伴う旅行 宿泊のみ |
旅行業者 OTA |
5,000円/1泊 | 6,000円(1,000円以上) |
宿泊のみ | 宿泊施設 | 5,000円/1泊 | 6,000円(1,000円以上) |
日帰り旅行 | 旅行業者 OTA |
2,500円/1回 | 3,000円以上(500円以上) |
旅行商品を扱う事業者は10日正午以降、公式サイト「もっとTokyo」で公開。名称と連絡先、URLリンクを掲載。旅行商品が売切れた事業者には順次、印が付きます。「予算は大手に多く配分されているが、売り切れが早いことも。」(東京都産業労働局)。
利用者は、宿泊施設にチェックイン又は施設利用時、利用申込書、身分証明、ワクチン接種回数及び検査の陰性証明の書類が必要。詳細は、各事業者所定の手続きを確認。
トライアル期間の総予算と8月以降について
今回の予算は、2020年度、予算55億円を計上して実施した「東京都民割」が約1か月で中止になり余った49億円から約13億円を割り当てる。トライアル期間以降、国のGoto関連事業の状況など照らし合わせて、施策が決まってゆく予定。」(東京都産業労働部)。全体予算は現在、公益財団法人東京観光財団で管理しているとこのこと。