映画「あずみ」「ルパン三世」の監督・北村龍平が、漫画家・髙橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」を映画化。10月28日(金)全国公開します。配給は東映。
映画「天間荘の三姉妹」は観る人に命や家族、人とのつながりを問いかける作品。作品の舞台は天界と地上の間の街「三ツ瀬」の老舗旅館「天間荘」を中心に展開。小樽、伊豆、仙台の異なるロケ地をつないで三ツ瀬を再現しています。
主な登場人物は、旅館若女将の天間のぞみ(大島優子)、妹でイルカのトレーナーかなえ(門脇麦)。2人の母親で大女将の恵子(寺島しのぶ)。姉妹の腹違いの妹の主人公・小川たまえ(のん)、謎の女性イズコ(柴咲コウ)。物語はイズコがたまえをタクシーに乗せて天間荘に連れてきたところから始まります。
天間荘は北海道小樽市にある築150年の「料亭湯宿 銀鱗荘」がロケ地。海を望む高台に建つ銀鱗荘は原作から飛び出してきたかのような建物で、宿の改修時期に撮影が実現しました。ロケ地として決定後、高橋ツトムが銀鱗荘をイメージして原作を描いていた事実が判明したという逸話もあります。
宿のほか三ツ瀬を再現するため、町並みが震災前の女川(宮城県)に酷似している伊豆半島(東伊豆~下田)でロケを展開。かなえが働く水族館「下田海中水族館」、かなえと恋人・一馬(高良健吾)の思い出となる地「竜ケ崎の龍宮窟」などが登場。作品後半にかけて仙台にも移動。「仙台うみの杜水族館」でたまえとイルカの奇跡のラストシーンが生まれました。
東映は「制作陣のこだわりが凝縮された、数々の美しいロケーションに期待して欲しい。」と伝えています。
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