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大牟田市の世界文化遺産「三池港」- 光の航路を特別公開(1/19~25夕方)

 福岡県大牟田市有明海に面する世界文化遺産「三池港」では、毎年1月と11月に、自然現象「光の航路」が現れます。これに合わせて、2024年1月19日(金)から25日(木)の間、普段は立ち入り禁止の第1岸壁が特別に公開されます。

大牟田市三池港の光の航路

 この「光の航路」は、日没時に長い航路先端から閘門(こうもん)の中心を夕日が直線的に伸びるように現れます。鑑賞時間は16:45~18:00までで、日没時刻は約17:40前後です。

 

 期間中は第1岸壁そばににある三池港展望所の駐車場のほか、特別駐車場が設けられます。また、レンタサイクルやタクシーでアクセス可能です。現地では特産品のお菓子類が販売されますが、飲み物の提供はありません。

 

 大牟田市の担当者は、「限定開放される岸壁のほかに常設展望所があるが、撮影には電線などの障害物がない岸壁が最適なスポット」と説明します。

 

 三池港は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産。明治時代、三池炭鉱から採掘された石炭を積み出すための大型船を接岸するために建設。干満の差が5.5メートル以上ある有明海にあるため、閘門(こうもん)式の水門を使用し、有明海と港内を遮断して水位を一定に保ち、干潮時でも大型船が着岸できます。

 

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