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嗅ぎたばこ入れ展、たばこと塩の博物館で世界の約280点を展示

 東京都墨田区の「たばこと塩の博物館」では、2024年9月21日(土)~12月22日(日)に、特別展「嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器」を開催されます。展覧会では世界中から集められた約280点の嗅ぎたばこ入れが展示されます。(写真:たばこと塩の博物館提供)

嗅ぎタバコ入れ 人々を魅了した小さな容器

 嗅ぎたばこは、アメリカ先住民の風習に由来し、粉末状のたばこを鼻から吸引する形で使用されます。18世紀から19世紀にかけてヨーロッパに広まり、さらに中国、アジア諸国にも伝わりました。特別展では、嗅ぎたばこの歴史を紹介し、ヨーロッパのスナッフボックスや中国の鼻煙壺、日本のものなど、精巧な技術を駆使した美術工芸品としての価値を鑑賞できます。11月には講演会や実演イベントも予定されています。

 

 入館料は、大人100円、65歳以上50円、小中高校生50円。開館時間は10時~17時(最終入館30分前)。月曜が休館日で、祝日の場合は翌日が休館。アクセスは「押上駅」や「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩約10分。

 

嗅ぎたばこ入れ
イギリス 19世紀
嗅ぎたばこ入れ
中国 19世紀

 

 学芸員の比嘉さんは、展示について「展示品の多くは寄贈されたものであり、さまざまな素材やユニークな形状を持つ嗅ぎたばこ入れが展示されています。ぜひ会場でその魅力をお楽しみください」と述べています。

 

 たばこと塩の博物館は、1978年に日本専売公社(現JT)により設立され、2013年に渋谷から現在の墨田区へ移転しました。

 

関連サイト

たばこと塩の博物館

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