1716年に奈良で創業した中川政七商店は4月9日(土)~24日(日)の間、奈良の朝に特化した新たなイベント「あさなら」を、同社の商業施設「鹿猿狐(しかさるきつね)ビルヂング」や、近隣で開催します。
あさならは、奈良市の観光客の約9割が日帰りという調査結果を踏まえた企画。奈良らしい朝のイベントを開催して市内に宿泊してもらおうというもの。
イベントのテーマは、「早起きは三文の得!? 特別な一日の出発地」と「朝なのに晩餐!? 特別な一日をつくる朝ごはん」。前者は、ホルンで大勢の鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」や地元の野菜やパンが購入できる「あさなら市場」。後者は、ミシュラン一つ星オーナーシェフの定食やハンドドリップのコーヒーとフレンチトースト、朝抹茶、近隣の果実園やカレー店の特別な朝食を提供。
各イベント開催日は、会期中、毎日から土日・1日のみなど様々。
参加者には鹿猿狐ビルヂングや近隣店舗で使える、「早起きは三文のトククーポン(100円分)」を配布。ちなみに、早起きは三文の得という諺は奈良で生まれた言葉で、三文は今の100円ちょっと。
会期中、お昼のイベント企画も用意。絞り染めの「花ふきん染め」や麻でつくる「布蔵」など工芸のワークショップ。この他、検品を外れて購入しやすい価格の工芸品や新しい奈良のお土産の販売、奈良の工芸作家 畑中篤企画展も。
各イベント詳細は公式ホームページで紹介(4/6₋7)。
同社広報は、「奈良の朝には、奈良に住む自分たちがすすめたい奈良がある。あさならで奈良らしさを知ってほしい。」と言います。