2024年12月22日、北海道の道東自動車道「阿寒IC」から「釧路西IC」までの17kmの区間がついに開通し、新たな「釧路空港IC」が整備されました。新たな交通インフラにより、観光、防災、物流などで相乗効果が期待されています。
道東自動車道は、2009年に本別ICから浦幌ICまでの区間が開通し、2016年には阿寒ICまで延伸。そして2024年12月22日、約7年ぶりに阿寒ICから釧路西ICまでの17kmが開通し、札幌市と釧路市中心部が高速道路で直結しました。
なお、札幌方面から本別ICまではNEXCO東日本が管理する有料区間ですが、本別ICから釧路西IC以降の「釧路別保IC」までは国が管轄する無料区間です。
新区間の開通で、札幌方面から釧路への所要時間が7分短縮され、最短4時間12分でのアクセスが可能となりました。そして、新区間内には「釧路空港IC」が新設され、「釧路空港」と約5kmで結ばれたことで、空港へのアクセスが飛躍的に向上。道外から訪れる観光客に快適な移動ルートが提供されました。
釧路観光コンベンション協会は、「釧路が抱える国立公園(阿寒摩周湖、釧路湿原、知床)の魅力がさらに高まり、空港ICにより釧路が道東観光の玄関口としての役割を担い、根室方面やさらに北へ向かう道東観光がスムーズになる」と述べています。
物流のメリットや防災インフラの期待
新区間の開通に伴い、物流面では、海産物や農産物の迅速な輸送が可能になり、地域産業へのプラス効果も見込まれます。
また、釧路エリアが抱える津波リスクに対し、新区間は浸水エリアを回避する設計となり、避難や物資輸送を可能にします。緊急輸送路として地域住民や観光客に安心をもたらします。