滋賀県東近江市で2025年2月8日(土)~3月16日(日)、今年30周年を迎える伝統イベント「商家に伝わるひな人形めぐり」が重要伝統的建造物群保存地区「五個荘金堂町(ごかしょうこんどうちょう)」を中心に開催されます。主催は東近江市と東近江市観光協会。(写真:ひな人形御殿飾り)

イベントは、五個荘近江商人屋敷(外村繁邸・中江準五郎邸・藤井彦四郎邸)や、近江商人博物館・中路融人記念館、金堂まちなみ保存交流館ほか10会場で実施。商家に代々伝わるひな人形や、現代の創作雛約100点が展示。歴史的な建造物とともに、ひな人形の世界を楽しめます。
また、五個荘地区で創作活動を続ける雛匠・東之湖(とうこ)氏が、琵琶湖の自然をモチーフに制作した「清湖雛(せいこびな)物語」を五個荘近江商人屋敷・中江準五郎邸で特別展示。各会場では、お雛様や抹茶など、多彩な体験プログラムが開催されます(実施日時は事前の確認が必要)。さらに、全会場を巡るスタンプラリーが実施されます。
入館料は各施設により大人300円~・小中学生無料~。お得な複数館共通券も販売されています。休館日は施設ごとに異なります。
ひな人形に扮した大使が登場「にんげん雛絵巻まつり」
3月1日(土)には、NIPPONIA五個荘近江商人の町 外村宇兵衛邸にて、「にんげん雛絵巻まつり」が開催されます。東近江市レインボー大使らが、華やかなひな人形に扮した姿を披露します。開催時間は10:30~と13:30の2回実施され、入館料500円。
五個荘金堂町へのアクセスは、JR琵琶湖線 「能登川駅」下車後、バスで10分乗車し「ぷらざ三方よし」下車、徒歩5分。近江鉄道本線「五箇荘駅」下車、徒歩 30分。
東近江市は、「30周年を迎える特別な節目に歴史を振り返りながら、ぜひさまざまな会場を巡ってほしい」とPRしています。