日本観光振興協会は2024年、都道府県および政令指定都市の公式観光サイトの年間推計閲覧者数ランキングを発表しました。調査は、マーケティング会社ヴァリューズ会員20歳以上男女をサンプルとして実施されました。

都道府県別ランキング
都道府県別では、三重県が488万人の閲覧者数で2023年に続いて1位を維持。特に50~60代の閲覧者が多い点が特徴です。続いて、2位に新潟県(284万人)、3位に岡山県(275万人)、4位に愛知県(251万人)、5位に富山県(228万人)がランクイン。
2013年と比べ、大幅に閲覧者が増加したのは、6位の千葉県(前年比211.8%)、8位の石川県(194.4%)、12位の福岡県(211.0%)で、各県で行われた観光キャンペーンの効果が表れました(詳細)。
政令指定都市別ランキング
政令指定都市別では、1位の横浜市が約252万人で首位を獲得し、2位の名古屋市(247万人)と3位の京都市(245万人)が僅差で続き、4位以下を引き離しています。いずれもイベントを探す検索行動が見られ、近隣住民が訪れているケースが多いと推測。具体的なスポットでは、横浜市は「山下公園」や「横浜中華街」、名古屋市は「名古屋めし」や「ジブリパーク」、京都市では「葵祭」や「祇園祭」などがよく検索されています(詳細)。
都道府県および政令指定都市別の公式観光サイト年間推計閲覧者ランキングは、毎年日本観光振興協会によって発表されています。同団体は、主に都道府県や市町村、観光協会が会員の公益社団法人。