奄美群島で地域活性化に取り組む「伝泊」(奄美イノベーション)は2025年3月28日より、島の生活に触れる1日1組限定の2泊3日宿泊プラン「伝泊 島ぬよ〜りより滞在プラン」の販売を開始した。宿泊期間は5月10日(土)~6月29日(日)。

「よ〜りより」とは奄美の方言で「ゆっくり、のんびり」を意味。宿泊プランでは、無農薬の有機野菜を育てる地元農家・くすだファームでの「農業体験」や、島のおばに教てもらう「島じゅり(島料理)作り体験」を通して、シマッチュ(島の人々)の暮らしに触れる。
また、食体験として、島の家庭料理や、奄美ならではの黒米や焼き魚、豚みそなど地元食材が楽しめる滞在期間2日分の朝食を提供。宿泊は、伝統的な奄美の集落に点在する「伝泊 古民家」で、暮らすような滞在を楽しめる。
2日3日の滞在中、ゆったりした時間の中で、集落の散歩や星空観賞、観光スポット訪問なども。宿には滞在中の気づきが書きとめられるノートも用意されている。


宿泊料金は1人12,800円~(3名利用時)で、予約は公式サイトから申し込み(7日前まで)。
伝泊は「単なる癒やしの旅ではなく、人や自然との関わりを通じて心と身体が満たされる時間を提供したい」とコメント。近年高まる地域文化に根ざした体験型旅行へのニーズに応える。