京都・北野天満宮で「北野大茶会」開催 10月11日~13日、茶道家元と煎茶道が集結

京都府や京都市などによる、きょうとまるごとお茶の博覧会実行委員会は2025年10月11日(土)~13日(月・祝)、北野天満宮(京都市上京区)にて「北野大茶会~きょうとまるごとお茶の博覧会 グランドフィナーレ~」を開催する。
大茶会には、茶道の家元4家(表千家・裏千家・武者小路千家・久田家)と古流派2宗匠(籔内家・堀内家)、さらに煎茶道3流派(静風流・方円流・二條流)が日替わりで登場。京都の茶の伝統が一堂に会し、茶会のほか、さまざまな販売・体験ブースが設けられる。また、小中高大学生による発表やステージイベント、世界の喫茶文化の紹介も予定されている。
日ごとに異なる家元・流派が茶会を担当。北野天満宮境内の茶室「明月舎」等で10:00~15:00に来場者を迎える。受付は14:30まで。
茶会スケジュール

茶席券は専用サイトでの事前販売制で、希望する茶会を選んで購入可能。価格は1席券2000円、2席券4000円、3席券6000円、最大4席券6000円が用意されている。なお、若干数当日券も販売される。
北野天満宮は、学問の神として知られる菅原道真公を祀る全国の天満宮・天神社の総本社。天正15年(1587年)に豊臣秀吉が「北野大茶湯」を催し、茶の湯が広く普及したことから、茶文化の聖地とされている。