豊川稲荷、72年ぶり御開帳 11月は週末夜に「ヨルモウデ」、境内ライトアップ

愛知県豊川市の豊川稲荷で2026年11月1日(日)~23日(月・祝)、72年ぶりとなる御開帳が行われる。11月1~3日と毎週金・土・日曜には17~21時に境内をライトアップする夜間参拝「ヨルモウデ」を開催。境内のライトアップやナイトミュージアムも予定する。
御開帳では、秘仏の本尊「豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)」を納める厨子を開扉し、その御身代わりとなる「御前立尊像(おまえだちそんぞう)」を特別公開する。御前立尊像への拝礼はご祈願を受けた参拝者が対象で、一般参拝者は本殿などの特別諸堂を拝観できる。
| 御開帳:普段一般に見ることができない仏像(秘仏)や宝物を収めた厨子(戸棚)の扉を開き、参拝者が拝見できるようにする宗教行事。 |
10月31日には御前立尊像を納める厨子を開く眞殿開扉式(しんでんかいひしき)と、尊天と御縁柱を五色の「善の綱」で結ぶ縁繋式(えんつなぎしき)を実施。11月1日に御開帳大般若講式、21、22日には御開帳大祭を行い、神輿や稚児、雅楽、僧侶が境内を練り歩く。23日の眞殿閉扉式で御開帳を終える。
ヨルモウデでは、入場無料の境内各所を光と音で演出し、夜ならではの幻想的な景観をつくり出す。有料エリアのナイトミュージアム「秘密の庭」(大人1500円、小人500円、前売りあり)も実施するほか、参道を照らす提灯を無料で貸し出す。昼間とは異なる表情の豊川稲荷を楽しめる。
豊川稲荷は正式名称を「妙厳寺」とする曹洞(そうとう)宗の寺院で、1441年創建。商売繁盛や家内安全などの信仰を集め、全国から参拝者が訪れる。