岩手県の三陸鉄道は3月19日(土)、小学生から中学生対象の「こども鉄印コンテスト」の三陸鉄道部門で入賞した4作品を、「こども鉄印」として発売します。販売は三陸鉄道「宮古駅」窓口にて。
鉄印は御朱印の鉄道版。現在、地方鉄道会社が提案している鉄道の旅のツールです。
「鉄印コンテスト」は、第三セクター鉄道等協議会や読売グループ等が主催。地域の鉄道8社をモチーフにしたデザインを、全国の小中学生から募集。三陸鉄道には36点の応募があり、小学生2部門(低学年・高学年)、中学生の最優秀賞および三陸鉄道社長賞を選出して、受賞作品を「こども鉄印」として発売します。
販売価格は1枚300円(各作品300枚限定)。三陸鉄道の何らかの乗車券を購入した上で、1人で最大枚数4種各1枚まで購入カ可能です。
各部門の受賞者
・小学校低学年部門…宮古市立宮古小2年 尾張みなみ さん(8)
・小学校高学年部門…宮古市立鍬ケ崎小6年 田代珠都 さん(12)
・中学生部門…盛岡市立仙北中1年 佐々木杏奈 さん(13)
・三陸鉄道社長賞…盛岡市立下小路中2年 大内智輝 君(14)
岩手県内ではIRGいわて銀河鉄道(盛岡市)も作品を募集しました。
55点の応募の中から、最優秀賞受賞者に、一戸町立一戸小2年の田之岡幸輝君(8)、滝沢市立一本木小6年の角影輝さん(12)、盛岡市立見前南中2年の藤沢美結さん(14)さんが選出。IGRいわて鉄道も4月以降、受賞作の「こども鉄印」を販売する予定。
鉄印コンテストは、鉄道8社で入賞作を決定した後、各部門で全国グランプリを発表。岩手県内から、IRGいわて銀河鉄道の小学生低学年部門入賞の田之岡さん、三陸鉄道の中学生部門入賞の佐々木さんの2人がグランプリを獲得しました。