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富山県の2大秘境をつなぐ新観光ルートの名称は「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定

富山県は2024年、一般開放する黒部峡谷「欅平(けやきだいら)」と、立山黒部アルペンルート「黒部ダム」をつなぐ新観光ルートの名称を「黒部宇奈月キャニオンルート」にすることを発表しました。

黒部宇奈月キャニオンルート

 名称の「黒部宇奈月キャニオンルート」は7,049件の公募で決定。同ルートは富山県黒部市の宇奈月温泉街、黒部峡谷鉄道の始発「宇奈月駅」から約1時間20分の終点「欅平駅」エリアと、立山町の「立山駅」から立山黒部アルペンルートで最速2時間強の「黒部ダム」間の18kmを結ぶもの。ルートは関西電力(黒部峡谷鉄道親会社)が管理する工事用ルートを再整備して利用。蓄電池機関車や動力台車で電源開発の軌跡を見学します。

 

 工事用ルートは鉄道の工事担当者以外は立ち入らないエリアですが、一部登山家の聖地とも言われる登山ルートに近い場所。

 

 立山黒部アルペンルートの運営会社は富山県や富山市が出資する民間企業。新観光ルートの事業は富山県と関西電力が協定締結により展開。「具体的な開設時期と受入体制の詳細は未定」(富山県)。

 

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