岐阜県・飛騨古川の春の風物詩・鯉の引っ越し見物へです。
古川の街歩き
旅の目的である鯉の引っ越しを見届けた後、街中を歩きます。古川では軽く地図を見ておき、歩きながら道端のサインを確認したり、地元の人に聞いたりしながら、気の向くままに散策するのがおすすめです。前を向いて歩いて、景色を目に焼き付けたくなる街なんです。それでは街中散策へ。
昼食含めて2時間ほど歩いた古川の街ですが、小いと言っても見どころはこの3倍はあるでしょう。半日位あれば一通り巡れます。郊外でのサイクリングを含めると1日がちょうど良いです。古川の景色については、観光協会写真ギャラリー が参考になります。朝から5-6時間ほど古川に滞在しました。「古川は街歩きする人に似合う街」です。
高速バス検証₋高山へ
時刻は13:45。高山駅に戻ります。古川から高山駅へは路線バスを利用します。乗車する停留所は飛騨古川駅の真横にあります。古川駅(14:10発)→高山駅・濃飛高山バスセンター(14:45着)へ向かいます。高速バスの時刻表は高山駅・濃飛高山バスセンター(15:00発)からバスタ新宿(20:45着)までのバスがあるので、時間的にぴったりです。
高山駅には14時48分頃に到着しました。予定より2-3分遅れで少し焦りました。体内時計は東京時間のままなのでしょうか。
高速バス乗車体験
高速バス停留所に向かうと予定のバスに乗客が乗り込んでいました。窓口で乗車券を購入(7,000円)。八王子~三鷹間やWEB購入だと500円安くなります。
乗車前に売店で水1本だけを購入しました。お昼に食べた蕎麦が腹持ちしていて、大丈夫そうです。朝食もかなり食べました。バスの乗客は10名ほどで、席の前後に人がいないので、余裕を感じます。新宿に向けて出発し、途中で立ち寄ったPAは岐阜県、長野県、山梨県の各1か所でした。
バスタ新宿へ到着
定刻頃、バスタ新宿に到着しました。道中、全てのPAで降りるつもりだったため、起きていました。景色を眺めたり、スマホいじりや読書をしたりしていたので、長時間の移動も問題なく過ごせました。PAに立ち寄ることで長時間の束縛から解放されるようです。新宿に20:45に着くという時間帯も、余裕を持って過ごせる理由の1つでしょう。
後記
直行バスは正解でした。飛騨からの帰路には特に便利です。往路は金曜日に仕事を終えた後、電車を利用しても、その夜に飛騨高山入りが可能です。翌朝から午後まで古川に滞在し、高山からバスで新宿に戻るプランはアリです。もっと時間があれば、2日目も飛騨古川や高山に宿泊し、飛騨牛や地酒を堪能できます。翌朝は高山の朝市を散策し、午後のバスで東京に戻ると、さらに充実した旅行になるでしょう。
いつか、飛騨古川と高山へお出かけ下さい。
旅全体がコト体験
鯉の引っ越しはその場に行かなくても想像できるし、写真や動画で理解はできます。しかし、現場では音、匂い、水しぶきなど、そこでしか得られない体験があります。
東京から飛騨への交通ルートをわざわざ検証するなど、自分の旅に少しの課題や負荷を加えることで、たとえ1泊1日の旅であっても、旅全体が豊かなコト体験になるようです。