富山・魚津、約50店でベニズワイガニ料理 寿司からクレープまで、プレミアム券販売

富山県魚津市で10月1日(木)~11月30日(月)、市内約50の飲食店がベニズワイガニ料理を提供するグルメイベント「魚津“カーニ”バル2026」が初開催される。期間中は5000円で6000円分使えるプレミアム飲食券が販売される。県内の紅ズワイガニ漁は9月1日、解禁を迎えた。
富山県東部に位置する魚津は、富山湾の蜃気楼(しんきろう)で知られる一方、県内最大のベニズワイガニ産地でもある。県の調査によると、2026年の魚津での漁獲量は県内全体の約57%を占めた。2025年も県内最多だった。ベニズワイガニの漁期は9月1日〜翌年5月末となる。
さらに、魚津はベニズワイガニの「かに籠(かご)漁」発祥の地とされる。魚津港は漁場との距離が近く、水揚げされた魚介類は高度な衛生管理設備を備えた荷さばき施設で競りにかけられる。
イベントには和食、すし、居酒屋、中華、洋食など幅広い店が参加する。カニのにぎりずしや押しずし、ゆでガニ、酢の物のほか、クリームコロッケ、天津飯、パスタ、グラタンなどのカニ料理や、カニを使ったクレープも提供される。
プレミアム飲食券は1セット5000円で、1000円券6枚、計6000円分を利用できる。1200セット限定で1人5セットまで。9月17日(木)から公式サイトで先着販売する。参加店ではカニ料理以外の飲食にも使える。主催は魚津駅にぎわいづくり推進協議会と魚津飲食業組合で、魚津市が共催する。
魚津駅前には200店以上、実は「食の街」
魚津駅前の飲食店街は「柿の木割り」の愛称で知られ、200店以上の飲食店が集まる。遠洋漁業が盛んだった時代、陸に上がった漁師たちが飲み歩いたことで飲食店街が形成されたという(魚津市)。