岩手・遠野、雲海の高清水高原へ早朝乗合タクシー 山上でコーヒーや朝食も

岩手県遠野市で2026年9月27日(日)~11月1日(日)、遠野盆地を覆う秋の雲海を楽しむ「雲海モーニング at 高清水高原(たかしみずこうげん)」が実施される。期間中の日曜日、遠野駅や市内宿泊施設と高清水高原を結ぶ早朝の乗合タクシーを実証運行する。現地ではコーヒーや軽食を販売する。
標高800メートルに位置する高清水高原からは、遠野盆地が一望できる。秋は前日に雨が降るなど条件がそろうと夜明け前から早朝にかけて盆地を覆う雲海が現れる。
高清水高原へは路線バスがなく、自家用車や通常のタクシーで訪れる必要があった。早朝には自家用車が集中し、狭い山道でのすれ違いや路上駐車が課題となっていた。今回、課題に即した交通手段を期間限定で実証運行する。
乗合タクシーの運行日は、9月27日〜11月1日の日曜日の計6日間。ホテルきくゆう、遠野駅前、あえりあ遠野を午前5時台と6時台に出発し、高清水展望台付近に約30分で到着する。現地での滞在時間は約1時間。
運賃は片道1200円、往復2400円で、小学生以下は半額。利用日の前日午後7時までに遠野交通へ電話で予約する。宿泊者以外も利用できる。雲海が発生しない場合も運行するが、荒天時は中止する場合がある。
高清水展望台付近には、運行日の午前5時~8時、市内の飲食店が出店する。遠野の郷土料理「ひっつみ」や豚汁、弁当、スープ、パン、コーヒーなどを日替わりで提供する。なお、高原にはトイレがない。
自家用車の利用者には、展望台手前に約100台分の臨時駐車場がある。山道の混雑を緩和するため、松崎方面から上り、綾織方面へ下る一方通行への協力が呼びかけられている。