ポケモン空港から無料レンタサイクルで能登観光、9月19日から

石川県は2026年9月19日(土)から期間限定で、能登空港を拠点に電動アシスト自転車やクロスバイクなどを無料で貸し出すレンタサイクルの実証実験を始める。10月12日(月・祝)まで。
能登空港は7月7日、ポケモンの名を冠した「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」として期間限定でリニューアルした。館内にはポケモンのオブジェやフォトスポット、見学者デッキ、オリジナルメニューなどがあり、空港そのものを楽しめる。

従来、空港から能登各地への移動には、主にレンタカーのほか、航空便の発着に合わせて運行するふるさとタクシー(予約制)や定期バスなどを利用する。レンタカーは台数に限りがあり、直前の旅行では確保できない場合もある。今回のレンタサイクルを利用すれば、空港で過ごした後、自転車を借りて、自分のペースで能登の里山や海岸へ出掛けられる。
貸し出すのは電動アシスト自転車、クロスバイク、子供用自転車など。土日祝日はスポーツタイプのE-BIKEも用意し、更衣室も開設する。利用時間は午前10時~午後5時で、最終受付は午後3時。専用フォームからの予約制で、現在、各日10~15台程度の貸し出しを受け付けている。台数に空きがあれば当日の申し込みにも対応する。
能登町・穴水町の海岸線にも4コース 7月国指定サイクルルートに
同時期には、能登町と穴水町の「能登半島絶景海道」を走る無料のサイクリング体験も行う。9月19~23日と26、27日の計7日間で、電動スポーツ自転車のE-BIKEを貸し出す。
能登町では、海沿いを真脇遺跡まで走る往復12.6キロと、九十九湾や「イカの駅つくモール」方面へ向かう往復21.2キロ、穴水町では弁天島までの往復11キロと、甲(かぶと)地区までの往復19.6キロの計4コースを用意する。各町の拠点で自転車を貸し出し、自転車を持ち込んでの参加もできる。
石川県では、能登半島地震と奥能登豪雨からの復興に向け、サイクルツーリズムを推進している。今年7月には、県内を結ぶ「いしかわ里山里海サイクリングルート」が国の「ナショナルサイクルルート」に指定された。
石川県道路整備課は、「今回の実証で、能登におけるレンタサイクルの利用ニーズや運営上の課題を検証し、今後の民間事業者によるサービス展開につなげたい」と話す。