旅行大手HISは本日７月21日（木）、読売新聞などの報道機関が、連結子会社ハウステンボスの株式を、香港の投資会社に譲渡するという報道について、自らが発表した情報でないこと及び、具体的に決定した事実は無いという声明を出しました。
きっかけは本日朝９時11分、読売オンラインが配信した「HISがハウステンボス売却へ、香港の投資会社に…業績上向いたタイミングで判断」という見出しの記事。記事はハウステンボスを香港の投資会社に売却する方向で最終調整している。売却額は数百億円に上る。売却理由はHISの業績として2021年10月期連結決算の最終利益が過去最大の赤字になったからと報じています。
読売オンランの報道後、朝日新聞やNHKほか国内外大手マスコミの後追い記事が続いています。これに対し、HISは11時30分、「当社は、HTBの企業価値及び株式価値を向上させるべく、株式の譲渡を含め様々な検討を行っておりますが、現時点において具体的に決定した事実はございません。 今後開示すべき事実が発生した場合は、速やかに開示いたします。」 と、同社公式サイトにプレスリリースを掲載して声明を出しました。
読売新聞の報道に対しHISは、「今朝の記事を見て初めて知った。読売新聞に話をしたことは無いし、具体的に決まっている事実は無い。」と言います。
