広島県廿日市市は、2023年10月1日から導入される「宮島訪問税(100円)」に向けて、7月12日(水)から周知活動を開始しました。
宮島訪問税は、廿日市市の持続可能な観光地域を目指す「千年先も、いつくしむ。」プロジェクトの一環です。市は、訪問税に関する情報をリーフレットとポスターで案内し、施設や駅に設置します。旅行者向けのリーフレットには、英語、中国語、韓国語も用意されます。
宮島は、年間約400万人が訪れる国際観光地として観光混雑が常態化していますが、島民の数は約1400人で人口減少しています。このような状況に対応する上で、市は今年4月、‘‘宮島の持続可能な観光地域化‘’にかじを取り、宮島訪問税の導入を決定しました。税収は今年10月から12月の2カ月間で約1億円になる見込みです。
「税収は400万人以上の観光客の受入体制の整備に活用される」(廿日市市)と説明しています。